2006年アイルランド、英、独、伊、西
監督:ケン・ローチ
出演:キリアン・マーフィー、ポードリック・ディレーニー、リーアム・カニンガム、オーラ・フィッツジェラルド他
2006年カンヌ国際映画祭パルムドール受賞 公式サイト
有楽町シネカノン、18:40の回観賞。観客約30名(男6:4女)。
20世紀初頭、アイルランドの南部、コークを舞台に英国からの独立闘争と、その後の内戦に巻き込まれていく名もなき若者達の悲劇を描いた作品。
木曜日、雨の夜だからか、はたまた公開から大分経った為か、思ったほど入っていなかった。階下のよみうりホールへ入る客の方が多かったが、あちらでは何をやってたのかしらん?とかく隣の芝生は...
さて、おすぎ氏がTVCMで「観なきゃダメヨ!」とばかりにガナッてたので観に行った...訳ではなく、アイルランドの歴史と音楽に興味があったので。それにしても映画の中で、「人間らしい生活をするには移民しなきゃならないのか。」といったような台詞が出てきたが、19世紀アメリカに移民したアイルランド人は、移民先アメリカでも人種差別を受け、南北戦争においては、北部と南部でそれぞれ編成したアイルランド人連隊が戦場で激突、多くの死傷者を出すこととなる。何とも皮肉な運命だ。
ところで音楽の方だが、アメリカン・ルーツ・ミュージックのベースとも言われているアイリッシュ・トラッド(アイルランド伝統曲)が、映画の題名(「麦の穂をゆらす風」)となっていたので、もっと使われているのかと思ったが、音楽はあくまでも控えめで、題名曲と英国との条約締結祝いのダンス・シーン、フィドルと横笛で演奏される曲(「ドゥーン・リール」)が、アメリカン・ルーツ・ミュージックを連想させた。あまり音楽を期待して行かない方がよいのかもしれない。
■挿入曲
「麦の穂をゆらす風」 The Wind That Shakes The Barley ( Traditional )
「兵士の歌」 Amhran Na bhFiann ( The Soldiers Song , Traditional )
「帰還」 Oro Se Do Bheath 'Bhaile ( Welcome Home )
「ドゥーン・リール」 The Doon Reel ( Traditional )
※劇場プログラムより
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