「ノース・フェイス -アイガー北壁-」
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2004年アメリカ
原題:First Descent -The History of Snowbording Revolution-
監督:ケヴィン・ハリソン
出演:ショーン・ホワイト、ハンナ・テーター、テリエ・ハーコンセン、ショーン・ファーマー、トラビス・ライス
渋谷シネ・アミューズにて18:45の回観賞。観客20名弱(女3:1男)。金曜の夜にしては少なかった。公開終了1週間前ではこんなものか?
トリノ五輪の金メダリストで、日産Xトレイル・ジャム(東京ドーム・2006年)でも来日した、ショーン・ホワイトたち現代スノーボード界のトップライダーが、アラスカの未踏斜面に挑むドキュメンタリー。
スキーでもモーグルよりはダウンヒル、ゲレンデよりも広大なバックカントリーの方が、大画面の映画には向いていて迫力や臨場感がでる。この映画もアラスカの未踏斜面ということでは期待したのだが...編集の問題か長い割にメリハリに欠け厭きがきた。もっと短くしてもよかったのでは。
但し、最後のテリエによる7601山(※標高7601feet が山名)頂上からの滑降は凄い!彼なら条件さえ整えばエベレスト山頂からでも滑れるのではないかと思わせる。逆にこのシーンがなければ、また見たいとは...
副題(原題)のスノーボード界の歴史か、アラスカ未踏斜面滑降挑戦か、どちらかに絞った方がよかったのでは。
■2007年1月29日訂正・追記
※字幕には「7601m」と出てたように記憶してたのだが「7601feet」の間違い。アラスカ最高峰のマッキンリー山が6194mですから。7601feet=約2300m。日本でいうと大雪山や鳥海山と同じ標高です。この標高ならスノーボーダーに高山病の心配は無用ですね。
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第7回東京フィルメックス・コンペティション参加作品
2006年イラン
原題:Niwemang / Half Moon * Official Site
監督:バフマン・ゴバディ Bahman GOHBADI
出演:イスマイル・ガファーリ、アラー・モラッド・ラシャティニア、ヘデイェ・テハラニ 他
有楽町シネカノンにて観賞。ほぼ満員(女2:1男?)。
上映前にゴバディ監督の挨拶があり、上映許可を得る為に10曲分のシーンがカットされたり、プロデューサーの意向に80%従った。といった製作過程や上映までの苦労話があった。また上映後もエレベーター前で観客と気軽に話したり握手したりとファン・サービス旺盛な方だ。私もサイン(画像)をいただきました。(^_^; こういうのが映画祭の良いところですね。
さて内容の方だが「わが故郷の歌」と同系列で、年老いたミュージシャンが弟子や仲間を連れ、国境を越えてイラクのクルディスタンへコンサートに行く過程を描いた一種のロードムービー。冒頭の闘鶏シーンや途中立ち寄った女性歌手が1334人?拘留(イランでは女性歌手は禁止?)されている村でのシーンが素晴らしく、このまま全編、クルド音楽満載かと思いきや、さすがに10曲分もカットされたのでは...しかし10曲分カットされて上映時間114分では完全版は、どの位の長さになるのやら?インド映画みたいになるのだろうか?それでも観てみたい!
また今回はイラン・イラク・トルコの国境山岳地帯を行く一行の乗ったバスのシーンが続くのだが、その背景に映し出される雪山の景色が素晴らしい。但しあまり登ってみたいとは...
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2004年韓国
原題:Bingwoo Ice Rain
監督:キム・ウンスク
主演:ソン・スンホン、イ・ソンジェ、キム・ハヌル
DVD観賞。
一人の女性と彼女を愛した二人の男性を、登山中の回想という形式で描いた韓流メロドラマ。
妻がありながら山岳部の後輩ギョンミン(キム・ハヌル)と深い仲になってしまった建設会社社員(イ・ソンジェ)は、大学山岳部の仲間三人、大学卒業後に登山を始めた青年(ソン・スンホン、実はギョンミンの幼なじみ)、山で知り合った日本人?の五人でアラスカのアシアック山登頂を目指していた。
登山映画ではないので、山のシーンを期待する向きには中盤の回想メロドロマ部分がまどろっこしいかもしれない。しかし、この部分が韓流メロドラマの韓流たる所以なので致し方ない。韓流メド・ドタマと諦めて見るべし!なにせこの作品、韓流フェスタ2005でも前売券が早々に売り切れた人気作品なのだ。その所為で私は劇場で観られなかったのだ。
さてメロドラマ部分の講釈は韓流ファンにお任せするとして、山の方だが...
実際のアラスカ・ロケも行なわれたようで、雪原や稜線での映像は素晴らしいのだが、セット並びにCGによる岩壁登攀や遭難シーンとの差が...CGには金と手間が掛かるということか。これまたドキュメンタリー映画ではないのだから我慢すべし!
ところで、見ていてなんとなく思ったのだが、話が「氷壁」に似てますね。一人の女性を愛した二人の男性。ただ女性も死んでしまうのは、日本よりまだまだ儒教思想が強く残っているためでしょうか。生き残っちゃまずい...えっ違う?彼女も悲劇のヒロインだ?
そうそう、韓国では「親知らず(歯)」を「恋の歯」というそうです。勉強?になりました。本当かな?
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とにかくこの映画は大きなスクリーンで観なければ!ということで、有楽町シャンテシネへ行ってきた。平日17:10の回観賞。観客20名弱。平日のこの時間では致し方ないか...
やはり山の映画は大きなスクリーンじゃないと駄目ですね。雄大なチベットの山々をバックにココシリ高原を往く人間のなんと小さなことか。
それにしても重いです。何回観ても考えさせられる映画です。
草原の砂漠化→農民の困窮→密猟者への加担→自警団との抗争→政府の取締り→カモシカ頭数回復
一見、問題(密猟)は解決にむかっているようでありながら、根本的な問題である住民の生活は? まもなくチベットへは青海-チベット鉄道が開通するのだが...
■2007年1月7日一部訂正
■2005年8月29日「ココシリ」DVD観賞
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1945年スイス
監督:レオポルト・リントベルク
出演:ヨバート・G・モリソン/ジョン・ホイ/レイ・レガン/ルイサ・ロッシィ
東京フィルメックス 特集上映 映画大国スイス 1920's~1940's
シネカノン有楽町。21:15開演の為か4-5割の入り。
イタリアで捕虜になった連合軍兵士が、ドイツへの護送列車から脱走。村人達の助けを受けながら、最後は様々な国の難民と共にアルプスを越えてスイスへと向かう。
単なる脱出劇ではなく、ユダヤ人やパルチザンの悲劇なども描かれていて長さを感じさせない。さすが第1回のカンヌ受賞作。 といっても第1回の受賞作は、「無防備都市」など数作ある。
さて山の方だが、イタリア北部、スイス国境のアルプスというとドロミテか?佳境に雪山シーンが出てくるが山度はいまいち。
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