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2006年6月11日 (日)

乳頭温泉と角館・盛岡へ

2006nyutoh01秋田県仙北市田沢湖田沢先達沢、南八幡平国立公園・秋田駒ケ岳や乳頭山の麓にある乳頭温泉郷・秘湯「鶴の湯温泉」に行ってきた。

東北地区秘湯人気NO.1の温泉だとか。なるほど趣きがあるというか、まるで江戸時代にタイムスリップしたような温泉場である。人気の本陣(各室に囲炉裏のある長屋棟)には泊まれなかったが露天風呂(写真)を堪能。できればもう少しゆっくり滞在したかった。ところでこの露天風呂、底が砂利敷で初めての経験。歩き回るにはちょっと痛い。

さて帰りは、角館に寄って盛岡から新幹線で帰ってきたのだが、電影備忘録なので映画ネタを。

Tasogare011_1角館は、江戸時代の古い町並が残っていることで有名だが、その武家屋敷のひとつ岩橋邸(写真)が映画「たそがれ清衛兵」(松竹)のロケに使われたそうだ。

使われたのは、朋江(宮沢りえ)の実家・飯沼家で中級武士の屋敷という設定。建物自体は質素で部屋数はあるが、そう広いものではない。但し建物に比べて庭は広く整っていた。

この他にもクライマックス、清衛兵が上意討ちで赴く余吾善右衛門(田中泯)の家として使われた屋敷が、岩橋邸の向かいにあるとの話だったが時間がなかったので確認できなかった。

盛岡というと最近では「壬生義士伝」の主人公・吉村貫一郎の出身地、南部盛岡藩20万石の城下町。天守閣等の建物は残っていないが、城址が岩手公園となっている。

ところで映画プログラムの城下絵図を見て不思議に思ったのが、盛岡城と盛岡八幡宮などの位置関係。

流行の風水ではないが、城に対して四方に城鎮護の神社仏閣などを建立する。特に鬼門の方角(北東・丑寅)が重要である。

ところが盛岡八幡宮は、盛岡城の南東に位置している。巽(たつみ)の方角だ。盛岡八幡宮の方が先にあったのだろうか。

南部氏は、新羅三郎義光の子孫、甲斐源氏の一族(山梨県南部町)で清和源氏であるから八幡様が氏神、あとから八幡宮を建てるなら尚更のこと…

ということで調べてみたら「近世こもんじょ館」という南部藩情報提供サイトに詳しいレポートがあった。

ちゃんと鬼門の方角(丑寅・北東)には、宝珠盛岡山永福寺があるそうだ。鬼門の方角には寺を建てるのだろうか。(京都・比叡山延暦寺、江戸・東叡山寛永寺)

映画プログラムの絵図に載ってないのは、永福寺が明治維新の廃仏毀釈令で一度廃寺になり、あまり有名でないためらしい。江戸時代の城下絵図にはちゃんと載っているそうだ。

因みに南部氏の菩提寺は城の北方に位置する聖寿寺・東禅寺とのこと。

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