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2006年4月22日 (土)

「マトリックス レボリューションズ」

2003年アメリカ
原題:THE MATRIX REVOLUTIONS
監督:ウォシャウスキー兄弟
出演:キアヌ・リーブス、ローレンス・フィシュバーン、キャリー=アン・モス

DVD観賞。

うーん、如何に大風呂敷を上手くまとめるかですね。あるいは途中で止めちゃうか...

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2006年4月21日 (金)

「ヒストリー・オブ・バイオレンス」

Poshistoryviolence012005年アメリカ
原題:History of Violence
監督:デイヴィッド・クローネンバーグ
出演:ヴィゴ・モーテンセン、マリア・ベロ、エド・ハリス、ウィリアム・ハート

銀座シネパトスにて16:50の回観賞。観客7~8名。

劇場パンフレットがハードカバーのイラスト本(フランスのバンデシネ)のような装丁で1000円也。パンフとしては高い方だが、全頁カラーでクローネンバーグの詳細なフィルモグラフィも載っている立派なもの。

先日の「メルキアデス...」より遥かに西部劇的話なのだが、作り方によってこうも違ったものになるのか...

元ギャングだが今は誠実な夫であり良き父親である主人公。そこへ昔の仲間が現れ平和な生活が危機に。再び銃を手にした父親は家族を守るため対決の場へと...というのは西部劇にも良くあるパターン。しかしその裏にはアメリカの暴力の歴史が...なぜ西部劇が衰退していったのか、この映画の中に読み解く鍵があるのかも...

映画では、過去との時間的距離がいまいち分かりませんが、原作のコミックを読むとよく分かると同時に映画では出てこない過去から現在まで続くおぞましい出来事が...まるで「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」のようです。

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2006年4月16日 (日)

「メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬」

Threeburialsmelquiades012005年アメリカ
原題:The Three Burials of MELQUIADES ESTRADA
監督:トミー・リー・ジョーンズ
出演:トミー・リー・ジョーンズ、バリー・ペッパー、ドワイト・ヨーカム、フリオ・セサール・セディージョ

恵比寿ガーデンシネマ1にて16:20の回観賞。観客ほぼ満員。空席最前列のみか。

監督(トミー・リー・ジョーンズ)、脚本家(ギジェルモ・アリアガ)共に西部劇として語られたくないようだが、スクリーンに映し出される風景はどうしようもなく西部劇だ。しかし、これは西部劇ではない...

暴力シーンがありながら死者は、間違って殺されたメルキアデスだけ。保安官も主人公も「撃てない」と言って引き金を引かない。何も当てる必要はない威嚇射撃のシーンでもよいのだ。ジョン・ウェインでは考えられない。 ”撃ち合いをしないから” ”人が死なないから" ”西部劇でない” と言う気は毛頭ないが、やはりこれは西部劇として作られていない、対決の物語ではないのだ。北米大陸南西部(テキサスとメキシコ)を舞台にした老カウボーイの国境物語。(※1)

C・イーストウッドは、娼婦を傷つけたカウボーイを金のため撃ち殺して(「許されざる者」)オスカーを受賞し、トミー・リー・ジョーンズは、仲間を殺した国境警備員に遺体を担がせ遺族の元まで運ばせてカンヌを受賞した。どちらも公権が罰しない犯罪者への自警行為(※2)。方や西部劇としてオスカーを獲り、方や西部劇ではないと言い切る。あえて西部劇にだけはしなかったのではないだろうか。なにせ今ではアメリカでさえ西部劇はコケル。

それにしても発見されたメルキアデスの遺体をピート(TLJ)が身元確認するシーンには唖然。何せコヨーテにアゴから喉の部分を食い千切られた遺体の凄いこと。ほとんどゾンビ映画だ。このままこの遺体をずっと見せられるのかと心配になったが大丈夫?次に出てきた遺体はきれいなアゴに。死体にきれいもないもんだが...

この後、蟻を追っ払うために火を点けられたり、腐敗防止に不凍液を呑まされたりと、メルキ君の遺体が何度か笑かせてくれるのだが、死者に対する礼というものがないのかね。こういうのは仏教徒の日本人としてはあまり感心できない。これが本当に友情の為、贖罪の旅なのか?動機(友情・贖罪)と行動(搬送)の重要性が逆転してしまっている。

でも面白いというか嫌いじゃない。乱暴者が兄弟分の葬式を出すため通りがかりの屑屋を巻き込んで大騒ぎ(何せ死体にかんかんのうを踊らせる)となる落語の 「らくだ」 を何故かしら思い出した。まっ日本人も同じということか。(^_^ゞ

ただし、これで終わってしまえばコミカルでちょっと風変わりなロードムービーになってしまうのだが...後はネタバレになるので見てのお楽しみ。

■メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬
オフィシャル・サイト
http://www.sonyclassics.com/threeburials/
オフィシャル・サイト
http://www.troisenterrements.com/
オフィシャル・サイト
http://3maisou.com/

※1 同じようにメキシコに思いを馳せる若いカウボーイの国境物語「すべての美しい馬」がある。こちらも悲しい結末が。

※2 「これは自警行為による正義を描いたものではなく、理解への旅、贖いの旅、友情の持つ意味に忠実であろうとする旅なんだ。」(脚本家ギジェルモ・アリアガ、劇場パンフより)

■2006/5/5 加筆訂正

【ワシントン=丸谷浩史】 日本経済新聞 ・ 平成18年5月16日(火曜日)
ブッシュ米大統領は15日夜、不法移民対策についてテレビで演説し、メキシコ国境の警備に米軍の一部である州兵6000人を来月上旬から派遣すると表明した。同時に国境警備局の人員を現在の1万2000人から2年かけて6000人増やす。共和党保守派などで不満が強い不法移民対策で具体策を打ち出し、11月の中間選挙に向けて求心力の回復を図る。

■2006/5/18 追加

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2006年4月10日 (月)

グワナCDと「ホテル・ルワンダ」

本日はアフリカ Day。といってもグワナCD入手と「ホテル・ルワンダ」を観賞しただけのことなのだが...

異文化理解ワールドミュージックCDの旅もついに中東から、アフリカ大陸北岸(グワナは、モロッコの民族歌謡)に達した。アフリカ大陸を南下(中央・南アフリカ音楽、ルワンダも中央アフリカ)するか、その前にイベリア半島(アンダルシア音楽)にも興味があるし...

■「MAALEM MAHJOUB & LES GNAWA DE MARRAKECH」
Maalem Mahjoub Khalmous
輸入盤:p&c SOW2002 http://www.soundofworld.net/

まずグワナCDだが、今回入手したのは二枚。一枚は純度100%、混じりっ気なしのグワナ。やはり純度100%のグワナは、室内・小音量で聴いてもどうも...重低音・大音量か生でないと良さが伝わらないようだ。

■「GNAWA DIFFUSION」
Bab El Oued Kingston
輸入盤: http://www.7colors-music.com/

もう一枚はグワナ・ミックスチャー・アルバム。一曲目など、これがグワナ?といった感じだが、中盤のインストルメンタルを聴くと、おぉ!やはりグワナなんだと納得。

Hotelrwanda003_1■「ホテル・ルワンダ」
2004年南アフリカ=イギリス=イタリア
原題:HOTEL RWANDA
監督:テリー・ジョージ
出演:ドン・チードル、ソフィー・オコネドー、ホアキン・フェニックス、ニック・ノルティ

さて「ホテル・ルワンダ」の方だが、渋谷シアターN18:15の回観賞。観客は8名(男6:女2)月曜の為か、はたまた公開終了も近いので観る人は観てしまったといったところか思いの外少なかった。

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