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2006年2月26日 (日)

アラブ・ポップス・コンピレーションCD

JFアラブ・ミュージック講座で紹介された歌手のCDを国内で入手するのはなかなか難しい。現物を手に取ってとなると、タワーレコードかHMVのワールドミュージック・コーナーぐらい。あとは同レコード店のオンライン・ショップかアマゾン、または外国サイトから入手する方法もあるが、アラビア文字表記しかないサイトだとお手上げだ。

そんな場合、私のような入門者にとって助かるのが、国内盤のアラブ・ポップス・コンピュレーション・アルバムCD。下記の通り曲は違うが、何人か紹介された歌手が入っている。

OrientalSensa01 「オリエンタル・センセーションズ」
Sensations Orientales
発売:オルターポップ
配給:㈱メタ カンパニー
http://www.metacompany.jp

1.アムル・ディアーブ「アッラーは全て知っている」
2.ワルダ「夜」
3.サミーラ・サイード「日に日に」with シェブ・マミ
4.ジョウルジ・ワスーフ「忍耐と慎み」
5.アラビーナ「エシェボ」
6.カリーナ「恋に落ちて」
7.エリッサ「瞳の中に」
8.イルハム「初めは」
9.ターミル「もしもあなたの心が離れたら」
10.レーヌ・ドゥ・サバ「私に言い寄る男」
11.イシュタール「私の素敵な人」
12.ユーリ・ムラカッディ「オマール・エル・シャリフ」
13.ナンシィ「仲違い」
14.アメル・ワフビィ「あなただけ」
15.オリエンタル・エンジェル「レイラ」

NowArabia01 「NOWアラビア」
NOW RABIA
発売:東芝EMI
http://www.toshiba-emi.co.jp

・・・・・以下・・・・・φ( . . )

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2006年2月24日 (金)

中東理解講座「アラブ・ミュージック」#6

国際交流基金・中東理解講座
第6回「アラブ・ポップスの現状」

講師は日本学術振興会特別研究員で中世アラブ史が専門の中町信孝氏。カイロ大学留学中にアラブ・ポップスに、はまったそうだ。

今回はカイロ(エジプト)を中心に現代アラブ・ポップスが36曲、ビデオクリップ等で紹介された。ほとんどが、エジプト人、レバノン人歌手。エジプト(カイロ)が、アラブ圏エンターテイメントの中心地なので当然か。90分という講義時間との関係もあるのだろうが、講師によって扱うジャンルや地域だけでなく歌手も調整したのだろうか。

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印象に残ったのは、やはりアムル・ディヤーブ、ムスタファ・アマル、ヒシャーム・アッバース、ハキーム、そしてやっとシャアバーン・アブドゥッラヒームが登場!・・・・・・現代ポップスがテーマの際には、毎回登場したラシッド・タハが、今回は出てこなかった。・・・・・・それにしても、ビデオだと同じ歌手の外見上(スタイル)の変遷も分って面白い。若返るというか若づくりになるというか・・・・・・めずらしいイラク・ポップスの一連の "○○○娘" も面白い。

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2006年2月17日 (金)

中東理解講座「アラブ・ミュージック」#5

国際交流基金・中東理解講座
第5回「「アルジェリアのポップ音楽」

講師は、金沢大学文学部教授でフランス文学が専門の粕谷裕己氏。最近は "ライ"に関する仕事ばかりとか。

今回は、アフリカ大陸北西部、地中海に面した国アルジェリアのポップス、民族歌謡が中心。アラブ・アンダルシア音楽の流れを組む民衆音楽シャアビや、カビル、ライをメインに大勢のミュージシャンが紹介された。それでも時間が足りず、配布された資料の全てが紹介できなかった。

特にライについては、約半分の時間が割かれた。ライは、セクシャルな表現やアルコールなどイスラム教に反する内容もあることから、イスラム原理主義者のテロの標的となり暗殺された歌手も多いそうだ。

それにしても "Cheb Mami" "Cheb Hasni" "Cheb Kader" など "Cheb"さん大集合! 山田太郎、鈴木太郎、田中太郎...といったところか? "Cheb"にはどういう意味があるのだろうか? と思って資料をよく見ると...

Cheb, Chaba:シェブ、シャバ。本来「若い」という意味の形容詞の男性形、女性形だが、ライ歌手たちが好んで芸名に冠して用いる。70年代末に活動を開始した一群の歌手たちが、伝統歌謡と一線を画すために自ら名乗ったものというが、ライ歌手特有のものではなくライ歌手が必ず用いるわけでもない。

若井太郎、若井次郎、若井三郎さんかいな?(^_^ゞ

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今回もラシッド・タハが登場。・・・・・・ライの母 Cheikha Rimitti、・・・・・・ライの父 Bellemov Messaud、・・・・・・ライのプリンセス Chaba Zahouania・・・・・・アルジェリアのジョーン・バエズ、スアド・マシ・・・・・・スティングのアルバム「ブラン・ニュー・デイ」収録の「デザート・ローズ」には、シェブ・マミが参加・・・・・・

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2006年2月12日 (日)

「少女ヘジャル」

Hejar0012001年トルコ / アカデミー賞外国語映画賞他
原題:Hejar
監督:ハンダン・イペクチ
出演:シュクラン・ギュンギョル、ディラン・エルチェティン、フュスン・デミレル

DVD観賞。

一人暮らしの元判事ルファット(シュクラン・ギュンギョル)は、武装警官に襲撃され、たった一人生き残ったクルド人の少女ヘジャル(ディラン・エルチェティン)を引き取り、一緒に生活を始めるが...

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前からクルド人関係の映画として観ることを薦められていた作品。冒頭、トルコ警察によるクルド人活動家の取り締まりシーンが凄い。かつてはクルド人を山岳系トルコ人と呼んで存在自体を否定していたトルコ政府の対クルド政策の凄さをこの冒頭シーンで見事に表現している。がクルド人の歴史を知らないと単なる過激派の取り締まりシーンと映ってしまうのか?

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2006年2月10日 (金)

中東理解講座「アラブ・ミュージック」#4

国際交流基金・中東理解講座
第4回「ポップスに聞くアラブ・アンダルース音楽のこだま」

ワールド・ミュージックに詳しい音楽評論家の北中正和氏が講師。地中海沿岸諸国のアラブ現代ポップスにおけるアラブ・アンダルース音楽の影響をCDとDVD映像で紹介。

アラブ・アンダルース音楽とは、9世紀イベリア半島のイスラム王朝宮廷で成立した宮廷音楽が基礎となったアラブ古典音楽。我々にも分かりやすい特徴は楽器編成だそうだ。アラブ音楽の代表的楽器であるウード、ダルブッカ、ナイ、カーヌーンに、バイオリンやウッドベース等の欧州弦楽器が加わる。

今回も登場したのは、ラシッド・タハファイルーズ。ファイルーズの「愛しきベイルート」は「アランフェス協奏曲」のカバーだが、「アランフェス協奏曲」は、欧米ポップスでは「フォロー・ミー」となり、その影響は地中海にとどまらない。日本では、アニメ「イノセンス」攻殻機動隊でも使われて話題になったとか。

また日本でも江利チエミが映画「ジャンケン娘」(1955年)で歌った「ウスクダラ」(アメリカのジャズシンガー、アーサー・キットの「ウシュクダラ」のカバー)も元はトルコ民謡

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2006年2月 9日 (木)

「クラシック批評 こてんぱん」

HihyoKotenpan01発行日:2006年2月20日
著  者:鈴木淳史
発  行:㈱洋泉社 ISBN4-86248-000-4

これは面白い!クラシック音楽が好きな方はもちろん、クラシックに興味がなくても充分楽しめる。

何故か?この本はクラシック音楽自体については語っていないからだ。クラシック音楽評論(レコードやコンサートの批評)を批判しているのだ。古今の色々な批評を分類しながら叩く。とにかく叩く。誉めているものもあるが本心か分からなくなる。やはりこういう場合、全てを公平に叩くのが正しいスタンス? 「バカの壁」クラシック批評篇といったところか。

それにしても何かについて書くということの難しさと面白さが分かると同時に、色々な手法が分かる。一粒で二度美味しい、役に立つ1冊。

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2006年2月 6日 (月)

「愛しきベイルート」

FairouzMaariftiFeek『愛しきベイルート』 " Maarifti Feek "
ファイルーズ Fairouz
発売:ライス・レコード/販売:㈲オフィス・サンビーニュア

国内盤CD。タワーレコードで入手。
最近CDで再発売されたばかりのようで、ライナーノートが2006年1月30日付になっている。アラブ・ミュージック講座で紹介された「愛しきベイルート」(" Le Beirut " アルバム7曲目)が入っているアルバムを探していて見つけた。アルバム原題の " Maarifti Feek "は、5曲目に収録されている「あなたと私の関係」。紛らわしい。(^_^;

戦後のアラブ歌謡でもっとも大きな成功を収めた歌手といえばレバノン出身の女性歌手ファイルーズ。・・・(中略)・・・そんなファイルーズが、1987年に発表した、近年の最高傑作といわれるのがこのアルバムだ。
                           - CDラベル帯より -

ファイルーズの代表作だが異色作だそうで、1曲目(「どこへも行かないで」 " Khaleek Bilbait ")からして、これがアラブ歌謡?と疑いたくなるアルバムだ。まるでヨーロッパのスローな...と、この1曲目どこかで聞いたような...昨年の上映会で見た短篇「タクシーサービス」(1996年作、監督:エリー・ハリファ、第3回パリ・アラブ映画ビエンナーレ・フィクション部門短編映画賞受賞)の冒頭とエンド・ロールに使われていた曲だ! このアルバムに収録されていたんですね。

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2006年2月 3日 (金)

中東理解講座「アラブ・ミュージック」#3

BkArabKazeOngaku国際交流基金・中東理解講座
第3回「アラブの楽器と音楽構造」

今回は、アラブ古典楽器の演奏者で、民俗音楽センターを主催し、演奏活動や楽団育成などを行っている若林忠宏氏が講師。

内容は、前半(60分)がアラブ諸国の古典楽器の種類やバリエーション、歴史的変遷の紹介。後半(30分)は、オウド(Oud 弦楽器)やタブラー(ダルブカ Darbuka 太鼓)の生演奏でアラブ音楽の構造を説明、盛り上がった。

アラブ音楽の特徴のひとつである10拍子やリズム(D D tk tk | D es tk tk )など、生で誇張?して演奏してもらうと分かりやすい。

アラブ現代ポップスで伝統音楽(古典)を基本(ベース)にしているもの(先日、CDを入手した"ニヤーズ"も?)の、その基本の部分というものが少し分かった...ような気がする。(^^ゞ

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2006年2月 2日 (木)

NHK「氷壁」OST

StrHyoheki01NHK土曜ドラマ 『氷壁』 オリジナル・サウンドトラック
音楽:村松崇継/主題歌:リベラ「彼方の光」

番組のエンド・ロールで流れる「彼方の光」(アルバム1曲目)が印象深い。女性歌手かしらんと思ったらイギリスの7歳から18歳までのボーイ・ソプラノ・ユニット "Libera" なそうだ。聖歌隊ですね。

それにしてもこのCD相当売れているのか?先週から探していたのだが、本日ようやく入手。

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