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2005年11月26日 (土)

「西部の無頼人」

1968年イタリア
監督:パオロ・ビアンキーニ
主演:クレイグ・ヒル

自主上映会鑑賞(プロジェクター)。毎年愛知県で行われているマカロニ大会にて。観客:男24名。

南北戦争末期の南部、ならず者に妹を殺されたガンマンが復讐を果たさんと彼らを探し回る。一方、ならず者達は南部の武器商人に雇われ、停戦交渉を妨害せんと南北両軍の将軍暗殺に向かう。

果たしてガンマンは敵を討つことができるのか?停戦交渉は無事行われるのか?

と書くと、何やら「続・夕陽のガンマン」のような大作を連想するが、ならず者達に何度も捕まるお粗末な主人公、南北両軍の戦闘シーンもなく、金に目がくらみ果ては仲間割れで自滅するならず者達と、どうしようもなく素晴らしいマカロニな作品だ。

しかし何が凄いって...以下、マッテネ。(^_^;

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2005年11月25日 (金)

「最後のチャンス」

1945年スイス
監督:レオポルト・リントベルク
出演:ヨバート・G・モリソン/ジョン・ホイ/レイ・レガン/ルイサ・ロッシィ
東京フィルメックス 特集上映 映画大国スイス 1920's~1940's

シネカノン有楽町。21:15開演の為か4-5割の入り。

イタリアで捕虜になった連合軍兵士が、ドイツへの護送列車から脱走。村人達の助けを受けながら、最後は様々な国の難民と共にアルプスを越えてスイスへと向かう。

単なる脱出劇ではなく、ユダヤ人やパルチザンの悲劇なども描かれていて長さを感じさせない。さすが第1回のカンヌ受賞作。 といっても第1回の受賞作は、「無防備都市」など数作ある。

さて山の方だが、イタリア北部、スイス国境のアルプスというとドロミテか?佳境に雪山シーンが出てくるが山度はいまいち。

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2005年11月24日 (木)

ブラピの新作は西部劇!

AssassinationJesse01噂には聞いていたが、ブラッド・ピットが南部の義賊?ジェシー・ジェームズを演じる西部劇 "The Assassination of Jesse James" (ジェシー・ジェームズ暗殺)の撮影がカナダのアルバータ州他で行われているようだ。

タイトルからも分かるように "スカッと爽快、さわやか西部劇"というわけにはいかないようだが、なにせ西部劇は昨年の「アラモ」以来であるから期待してしまう。

但し今回の主役はジェシーではなく、ジェシーを後から撃ったとされるフォード兄弟のボブ(ロバート)・フォード。演じるは「オーシャンズ11」のケイシー・アフレック。ジェシーの兄フランク役にはサム・シェパード。なかなかの俳優陣だ。

ところで某ブログの記事を読んで、初めて気が付いたのだが、ブラピはジェシーを演じるため髪を黒く染めたんですね。(^_^;

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2005年11月23日 (水)

「絶壁」 -山岳警備隊 疾走(はし)る-

平成16年度芸術祭参加作品
NHK総合(地上波)。昨年BS-hiで放映。

立山、室堂から  山へと向かう山道で、少女が行方不明となる。いくら探しても見付からない少女の所在をめぐって母親(寺島しのぶ)に不審を抱く警備隊員(杉本哲太)。

妻(室井滋)の連れ子との関係に悩む警備隊員(杉本)と、我が子ながら子育てに疲れた母親(寺島)とのやりとりが良くできている。警備隊員と母親を通して、親子、家族の関係を考えさせられた。

ミステリー仕立てながら、ハイビジョン撮影の現地ロケシーンもすばらしく、○○サスペンス劇場よりは見ごたえがあった。

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2005年11月19日 (土)

バンフ・マウンテン・フィルム・フェスティバル 2005 イン・ジャパン

Banff Moutain Film Festival 2005 in Japan

BanffMff05Jpn01ホール(東京永田町・星陵会館)鑑賞。プログラムA(13:00-16:00)ほぼ満員、プログラムB(18:00-21:00)8-9割方。どちらも観客のほとんどが20~30代。男女比は半々か。大阪では10月に開催済。

前に「有料だと食い付きが悪いのか...」とか書いたが、なんのなんの、ほぼ満員! しかし客層は先日の「山岳映画サロン上映会」とはまったく違う。 で、ふと気が付いたのだが、「山岳...」が団塊(以上の)世代で、「バンフ...」は、団塊ジュニア世代ではないか!

プログラムA
Sinners・・・・・・・・・・・・・・・・2003年/カナダ/スキー&スノーボード
Hike, Hike, Hike・・・・・・・・・・2003年/アメリカ/環境
The Collective・・・・・・・・・・2002年/アメリカ/MTB
Psicobloc・・・・・・・・・・・・・・2004年/アメリカ/クライミング
One World・・・・・・・・・・・・・・2004年/アメリカ/カヤック
Alone Across Australia・・・・2003年/オーストラリア/冒険

プログラムB
Heavy Fork・・・・・・・・・・・・・2004年/カナダ/MTB
Out of Ophirica・・・・・・・・・・2004年/アメリカ/環境・雪崩
Balance of Risk・・・・・・・・・・2004年/イギリス/ロッククライミング
A Russian Wave・・・・・・・・・2004年/カナダ/カヤック
Soul Purpose・・・・・・・・・・・2004年/アメリカ/スキー&スノーボード
Daughters of Everest・・・・・2004年/アメリカ/クライミング

※見られない映画について読まされるのも何なので、感想等はプログラムごとに別記事としました。興味のある方はどうぞ。作品のオフィシャル・サイトらしきもののリンクを作品名に付けておきましたので覗いてみてください。幾らかでも感じが分かると良いのですが...(^_^;

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Banff M.F.F. 2005 プログラムA

プログラムA
①Sinners/2003年/カナダ/スキー&スノーボード

②Hike, Hike, Hike/2003年/アメリカ/環境

③The Collective/2002年/アメリカ/MTB
マウンテン・バイクの一流ライダー達による超絶技集。よくまぁこんなところまで自転車で走れるものだと感心する。

確か日本にも世界?チャンピオンがいたはずだが、ドキュメンタリーとかあるのかしらん?短編とはいえこのようなコンペティション参加レベルの作品が作られるところが凄い。スポーツに対する文化の違いか。

ただし、自転車で山林を走り回るのは如何なものだろうか? 人が歩いただけでも自然破壊は進むという。トレイル(コース)限定なら良いのだが...

④Psicobloc/2004年/アメリカ/クライミング

⑤One World/2004年/アメリカ/カヤック

Alone Across Australia/2003年/オーストラリア/冒険
英国人冒険家ジョン・ミュアによる無支援単独豪州徒歩縦断のドキュメンタリー。

128日間、4ヶ月かけて豪州を南なら北へ歩いて縦断。その距離2500キロ。アメリカ合衆国ならメキシコ国境からカナダ国境までの距離に匹敵するそうだ。

同じ広いとはいえ道路の整備されたアメリカと違い、ほとんど手付かずの荒野のままの豪州の中央部。そこを無支援(つまり水・食糧も自給自足)、無線も携帯電話も持たず、荷車挽いて歩いて行こうというのだから半端じゃない。

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Banff M.F.F. 2005 プログラムB

プログラムB
①Heavy Fork/2004年/カナダ/MTB
プログラムAのマウンテン・バイク物も凄いが、ウケでいくとこちらか?12才の少年が主人公のクラッシュ集といった感じの作品。よくまぁあれだけコケて大ケガをしないものだ。やはり身体が柔らかいのかねぇ?

②Out of Ophirica/2004年/アメリカ/環境・雪崩

③Balance of Risk/2004年/イギリス/ロッククライミング

A Russian Wave/2004年/カナダ/カヤック
カナダ人女性が、ロシア観光省?の要請で、カヤックによる川下り用ホワイト・ウォーター(急流?)を極東で探すことになる。これがなかなか面白かった。

川下り用の良い川、つまり急流で水量の多い川を求めてヘリで移動するのだが、良い釣り場があると即降りて釣り休憩に入ってしまうロシア人パイロット達。結局、目的は達せられず、単なる極東自然探訪の旅になってしまうのだが、ロシア人たちとのやり取りが面白い。それにしても釣りや川下りの為にあのバカでかいヘリを飛ばすとは何を考えているのやら。

Soul Purpose/2004年/アメリカ/スキー&スノーボード

エバレストの娘に生まれて Daughters of Everest/2004年/アメリカ/クライミング
シェルパ族の女性5人によるエベレスト登頂記。結局、登頂できたのは一人だけで、この唯一の成功者の性格がよろしくないもんだから何ともスッキリしない。

それでも結果的に、彼女はスターとなりネパール女性の英雄となる。本人も言っていたが運が良かったのかもしれない。

しかし頂上目前で臆病風に吹かれ尻込みするサポートのシェルパ族男性を叱咤して頂上アタックする精神力と体力は凄い。決して運だけではない。

フィクションなら途中で彼女が改心し、皆で力を合わせて登頂に成功する。といったところだろうが、現実は小説よりも奇なり。ドキュメンタリーの面白さだ。

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2005年11月 8日 (火)

「イエスタディ、ワンスモア」

YesterdayOneceMore012005年香港
監督:ジョニー・トー
主演:アンディ・ラウ/サミー・チェン/ジェニー・フー/カール・ン/ラム・カートン

シネリーブル池袋レイトショー(20:50~)。
観客12名(男3:女9)。

互いに盗癖のある美男美女の元夫婦。別れた妻が再婚することになるが、結婚の条件である結納の首飾りが盗まれる。果たして盗まれた首飾りの行方は?そして姿を消した元夫は?さらに姿を消した元夫を見つけるために元妻が取った手段とは?

セレブだが盗癖のある元夫婦に、アンディ・ラウとサミー・チェン。さすが、ジョニー・トゥ監督。ゲーム感覚のやりとりのちょっとホロリとさせるお洒落なクライム・ラブ・コメディに仕上げている。安心して観ていられる。こういうのを予定調和のとれた作品というのか知らん。

しかし、アンディでこのオチは「暗戦」に似てませんか。(^_^ゞ

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2005年11月 7日 (月)

中東理解講座「アラブ・ミュージック」#0

国際交流基金・中東理解講座
「アラブ・ミュージック -その深遠なる魅力に迫る」
全10回(1/20-3/24)

今年3月、アラブ映画上映会を行った際、上映候補作品として試写で見た「市民と探偵と泥棒」で、登場人物の一人を演じたシャアバーン(Shaban)の挿入歌が非常に気に入った。

ところがこのシャアバーンに関する詳しい資料が見当たらない。CDをタワーレコードやHMVで探したがない。エジプトでは国民的歌手だというのだが....

それとこの秋、日本でも「亀も空を飛ぶ」がヒットして話題になったバフマン・ゴバディ監督の「わが故郷の歌」。クルド民俗音楽は、アラブ音楽の中でどのような位置付けになるのだろうか?

そんな時、ちょうどネットで目に入ったのがこの講座である。さてシャアバーンにたどり着くことができるだろうか。果たしてクルド民族音楽は、アラブかペルシャか、はたまたトルコか? ということで受講申込済。

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2005年11月 3日 (木)

「イラクの中心でバカとさけぶ」

BkIraqTyusinBaka発行日:2004年1月20日
著  者:橋田信介
発行所:アスコム

イラクで取材中に亡くなられたフリージャーナリスト・橋田信介氏のイラク戦争ルポ。

・・・・・以下・・・・・φ( . . )・・・・・・(以下メモUP)

ゴバディ監督作品やクルド人関係の書籍に接するうちに疑問というか、釈然としない部分があったのだが...橋田さんの次の言葉で少し見えてきた。

もともと、ハシダは、戦場記者は戦争を語ってはならないという鉄則を持っていた。戦場記者は、「場」(戦場)から、「況」(戦況)は語れるが、「争」(戦争)は語ってはいけないのだ。
なぜなら「争」の原因は、すぐれて政治の世界であり「場」からは見えないからだ。
・・・(中略)・・・
戦後六○年近く、日本の平和論も戦争論も、酸素(戦争)と水素(戦場)を、ごっちゃにして論を展開してきた。

この本の巻頭には、同時期イラクで取材していた不肖宮嶋茂樹氏、勝谷誠彦氏との座談会も載っている。これを読むと橋田さんのスタンスというものが多少分かる。特にイケイケドンドンな不肖宮嶋氏との対比が面白い。

大手新聞の記者によるルポも読んでいるが、これらと対比するのも面白い。

※メモ状態、内容不明ですみません。(^_^;
(何を言いたいか推理していただくなんてぇのも一興かと...)

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